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2022年10月18日
秒の定義
えっ、「秒」の定義が変わる?光格子時計ってなんだ【news深掘り】
◆かつては地球の自転から定義
向かった先は、東京都小金井市にある国立研究開発法人「情報通信研究機構(NICT)」。建物の壁面を見ると、大きなデジタル時計が目を引く。通信技術やAI、サイバーセキュリティーなどの研究機関で、身近な所では日本標準時を維持・決定し、電波時計を正しく機能させる電波を発信している。
代わって1967年に取り入れられたのが、現在も利用されている原子を使った定義だ。 物質を構成する原子の中には、特定の周波数の電波を受けると、状態が変化する特性を持つものがある。この性質を生かして電波の振動する回数を測定することで、1秒の長さを決める方法だ。では、現在の1秒の長さはー。こう問うと、「セシウム133の共鳴周波数を9192631770ヘルツとする時間、ということです」と井戸さん。さらりと回答していただいたが、桁が多すぎる。書き直すと、およそ92億ヘルツだ。
簡単に説明すると、測定の仕組みはこうなる。電波をアルカリ金属元素のセシウム133に当てて、電波が吸収されるように周波数を調整する。調整した結果、電波が約92億回振動する時間、これが1秒。商用の原子時計なら10万年に1秒、研究用の高精度な原子時計なら3億年かかってようやく1秒ずれる程度の精度があり、NICTでは18台のセシウム原子時計を動かし、平均を出して日本標準時を計測している。
(中略)
◆次世代型はさらに高精度
3億年に1秒のずれ。そんな原子時計を、さらに上回る精度を誇る時計が現れ始めた。 その一つが、東京大学の香取秀俊教授が2001年に提唱した「光格子時計」だ。光も電波と同じ電磁波の一種だが、電波よりもさらに細かく振動する。「より細かい目盛りの物差し」で1秒を決めることができ、その精度は300億年かかって、ようやく1秒ずれるという代物。宇宙誕生から現在までが138億年であることを考えると、驚異的な精度が伝わってくる。 NICTが開発した光格子時計を見せてもらった。ちょっとした会議室くらいの広さがある部屋全体に装置が広がっているが、秒針や文字盤らしきものは見当たらない。案内役の蜂須英和主任研究員に確認すると、「部屋全体で光格子時計です」とのこと。数多くのレーザー装置や鏡、レンズ、ケーブルが組み合わさった光景は、もはや何かの実験装置。部屋を暗くしてレーザーをともすと、装置は鈍い青色に光り輝いた。
この光格子時計の登場で浮上したのが、秒の定義の見直しだ。「より安定した物差しが手に入るのに、世界のルールが『ふらふらする物差しを使え』という状況は良くない」(井戸さん)。そんな認識が科学界で広がり、2022年11月に予定される国際度量衡総会で、「2030年に秒の再定義ができるように努めましょう」という趣旨の決議が採択される見込みなのだという。新たな定義では「光の周波数を使った方式」が採用される見通しで、光格子時計はその中でも有力な候補と目されている。
話を聞いているうちに、ふと、「なぜこんなに精密さを求めるのだろうか」と気になってきた。精密であるに越したことはないのはもちろんだが、そこまで厳密な必要ってある? こんな素人質問に対し、井戸さんは「時計によって、重力の変化が検出できるかもしれない」と答えた。 かの有名なアインシュタインの一般相対性理論によると、時間の進みは、重力の影響が強いほど遅くなる。光格子時計ほどの精度があれば、従来はなかなか難しかった変化の測定ができ、その結果、例えば地下に質量の大きい鉱物資源があるかどうかが分かったり、火山の地下でのマグマの移動などを検出したりすることが可能になるかもしれないのだそうだ。
秒の定義が見直されると、1秒の長さが変わったり、何か日常に影響が出てくるのだろうかー。取材のきっかけとなった質問をぶつけると、井戸さんは「それはないです。原子時計が採用された時だって、1日や1秒の長さは別に変わってないでしょう?」と笑った。今後、具体的な議論が進む秒の再定義に向け、「光格子時計で安定的に協定世界時を維持できる、と確認するのが一つの大きなタスク」という。
2022年04月21日
北海道の事件
2022年04月14日
国家警備隊の証言
https://southfront.org/in-video-ukrainian-soldiers-confirm-they-were-ordered-to-kill-civilians-in-rubezhnoe/
In Video: Ukrainian Soldiers Confirm They Were Ordered To Kill Civilians In Rubezhnoe
Correspondent: “They were shooting from the Ukrainian side?”
Soldier of the National Guard of Ukraine: “Yes, they were shooting from the Ukrainian side.”
Correspondent: “In the back?”
Soldier of the National Guard of Ukraine: “Yes, we were shot in the back. We were without military gear, without anything.”
Wounded soldier of the National Guard of Ukraine, who is given first medical aid: “We were running over, already surrendered and ran through our positions, three people ran, and I was finished off by our guys with a automatic weapons.”
A soldier of the National Guard of Ukraine: “Guys, it’s very scary! It’s scary what happens on here. People are buried in the yards here, houses are bombed, there is not much left of Rubizhne. Don’t come here, stay home!”
ウクライナ国家警備隊の兵士。"はい、彼らはウクライナ側から撃ってきました"
特派員: "背後から?"
ウクライナ国家警備隊兵士: 「はい、背中を撃たれました。軍服も何もない状態でした」。
負傷したウクライナ国家警備隊の兵士、応急手当を受ける。"我々は駆けつけ、すでに降伏し、我々の陣地を走り抜けた。" "3人が走り、私は自動小銃を持った仲間に仕留められた。"
ウクライナ国家警備隊の兵士。「みんな、とても怖いんだ!ここで何が起こるかわからないのが怖い。人々はここの庭に埋まり、家は爆撃され、Rubizhneには何も残っていないのです。ここに来るな、家にいろ!」。